母の（兄による預金使い込み）事件がほぼ終わったので、
思ったことをつらつらと書いています。

兄の使い込み事件後、老人ホームに入居した母。

部屋の収納クローゼットは大きめにあったのですが、
それはあっという間に満杯になりました。

母は、物による充足感を得るタイプだったのです。
他人に物を差しあげるのも大好きで、
時折りあげすぎ、老人ホームから差し止め連絡も来ました。

ある程度の年齢になったら、自分自身一人で楽しめる
屋内での楽しみ（趣味）を持たないとだめですね。

母は暇があればただぼうっとテレビを見ていましたし、
ひとりで楽しめるこれという趣味がなかったのです。
現役時代（～65歳）は色々と忙しいものですが、
隙を見つけて好きを楽しむのが◎だと思います。

片付け自体も嫌いで、収納用のクローゼットには
物がいっぱい溢れていました。
あれこれ新たに買っても一つも捨てないのですから、
結果、どんどん増えていくわけです。
収納に合わせて予め持つ数を決めて
他はさっさと処分すればいいのですが
そういうことは全然しないんですよね～。
母に許可を取って私が捨てると、
後日私が持って行って持ってこないとか言い出すし＾＾；。
（今思えば多少物忘れ系があったのでしょうね。）

楽しみと片付けは、どちらもいっぺんにドンとできません。
高齢者になる前の元気なうちから、日々少しずつ
無理のない範囲でやることを心掛けたほうが良いですね。