気になる情報・懸賞・愛犬・おでかけ・美術展など♪
大金を動かす時はきちんと書類を作ろう
2021年07月09日 (金) | 編集 |
母の(兄による預金使い込み)事件がほぼ終わったので、
思ったことをつらつらと書いています。

使い込むお金が無くなった途端、兄に介護放棄され、
代わって私達夫婦がキーパーソンとなった母。

当時、兄に裏切られて母がすごく落ち込んでおり、
また、再三「この使い込み騒動で世話になったから
私達夫婦に1000万円贈与する」と言っていた事もあり、
あまり深く考えず、安易に私達住居から近くの
老人ホームに母の入居を決めてしまいました。

それまでは自宅住まいに拘っていたのですが、
急~に老人ホーム入居に積極的になった母。
兄の一件があり、一人暮らしが心細くなったのでしょう。

が、今思えば、これがいけなかったですね~!

実家を売ることにして入居したのですが、
家が売れるまでは生きた心地がしなかったですし、
売れる目途が立ったとたんに母の浪費が始まり、
私達夫婦に「1000万円も贈与したくない」と言い始めました。

やはり、親族でも、たとえどんな事情があろうと、
大金を動かす時はきちんと書類を作らなければいけません。
(今回の場合は贈与関係の書類、贈与契約書ですね。)

情に流されて爪が甘かったと、後からつくづく反省しました。

それでも、母が入居した老人ホームで何事もなく過ごせれば
それはそれでまあいいや・・・とも思えたのですが、
そううまくはいきませんでした。

分譲マンションの購入と違い、必ずしも老人ホームというのは
終の棲家になるとは限りません。

母が体調を崩す度に「ナースコールが多すぎる」と苦情を言われ、
「もし入院がすごく長引けば出て行ってもらう」と言われ、
私は母が体調を崩すたびに本当に精神的に疲れました。
&入院手続きも親族対応です。
特に、もし半年間病院に入院すると出ていかなければならない
という規約がプレッシャーでしたね。
(これ↑は長い方で、短い所だと3ヶ月の所もあります。)

要するに、1000万円の贈与は、私達が使う等というよりは、
もし体調不良で母の入院が長引いた際に必要な、
母の次の入居先用資金となる保証金的なお金なのです。
だから急にお金を贈与しないと母が駄々をこねだすと、
保証人である私達夫婦は不安になり、困ってしまうわけです。
こういう事情は母本人にも言いづらいし、ほとほと困りました。

スポンサードリンク