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東郷青児 蔵出しコレクション @SOMPO美術館
2020年11月13日 (金) | 編集 |
来年2021年の1月24日(日)まで、新宿のSOMPO美術館で、
「東郷青児 蔵出しコレクション
 ~異国の旅と記憶~」が開催されています。



中止となってしまった「ゴッホと静物画」の
代わりに開催されている展覧会です。
海外のゴッホ絵画を借りれなかった代わりに、
所蔵の青児コレクションを多岐にわたり展示しています。

東郷青児といえば、あの「モダンな美人画」で有名ですが、
この展覧会では、モダン美人画は構成上の一部に留まります。



モダンボーイと呼ばれた東郷青児の「旅」を切り口に、
油彩・素描・写真資料・彫刻・デザイン等、
展示機会が少なかった収蔵品約140点が展示されています。

まず出迎えてくれるのは、イーゼル等の東郷青児の使用品です。
その横には、絵画と青児の全身写真が展示されています。


噂では聞いてましたが、本当にハンサムだったんですね(笑)!

南仏で描いたという、青児としては珍しい風景画や、



アルジェリア等の旅先で描いたシックな水彩画、



エジプトのパンフレットや地図という、珍しい展示もあります。



東郷青児って、こんなに沢山~旅をした画家だったんですね!

晩年の絵画作品も、青児のイメージを覆す興味深い作風です。



前回のSOMPO開館記念展でも東郷青児作品は多数あったので、
又ってどうなの~!?( 一一)と思っていましたが、
本当に蔵出しで珍しい初見のものばかりでした。

今まで知らなかった作品に出会える、満足度が高い展覧会です。
東郷青児ファンの方は勿論、美術ファンの方もぜひご来館下さい。

☆展覧会構成
第1章:1920年代のフランス(1921-28)
第2章:モダンボーイの帰国(1928-35)
第3章:イメージの中の西洋(1935-59)
第4章:戦後のフランス(1960-78)
・リアルなフランス体験
・二科の交換会と受賞
第5章:異国の地の蒐集品(1960-78)
第6章:当館の設立と新たなる旅(1976-78)
収蔵品コーナー

収蔵品コーナーには、特別展示のゴッホのひまわりをはじめ、
有名なゴーギャンのアリスカンの並木路、アルル、
セザンヌのりんごとナプキン、グランマ・モーゼス画もあります。
モーゼスを除く絵画は写真撮影も可能です。
(※フラッシュ撮影は不可)



また、東郷青児作品も9点の撮影可能作品があります♪
(※フラッシュ撮影は不可)
来館時はスマホ等の撮影用具持参がベターです。

なお、落ち着けるミュージアムショップ裏には自販機があり、
ロッカーに財布を丸ごと預けたのをシマッタ( ;∀;)と思いました。



土日はカフェも開くので、観覧後はショップで休憩がお勧めです。
SOMPO美術館関係のグッズが色々あり、楽しめました。
私の来館時には天気が良く、とても居心地の良い場所でした♡

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💛美術展情報

☆ 東郷青児 蔵出しコレクション
 ~異国の旅と記憶~

会期:2020年11月11日(水)~2021年1月24日(日)
    (休館日祝休日を除く月曜日と年末年始12/28~1/4)
開館時間:午前10時-午後6時 (※入館は午後5時30分まで)
会場:新宿・SOMPO美術館
美術館URL:https://www.sjnk-museum.org/

※この展覧会は日時指定入場制です。
 入館にはマスク着用と検温が必要。
  詳しくは美術館のサイトをご覧ください。

長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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