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東日本大震災から、三年
2014年03月11日 (火) | 編集 |
今日は3月11日。
あの東日本大震災から、三年が経ちました。

中越地震を超える、この大きな地震があった直後、
広範囲に渡る津波の後処理等も必要だし、
日本は三年は立ち直れないな・・・と思っていましたが、
後日、原発事故の発生がわかり、三十年かも・・・と思いましたが、
やはりそうなってしまいそうな勢いです。



三年経った今も、今だに仮設住宅・仮住居等に住む人が大勢いて、
放射能汚染問題も、根本的な解決は出来ておらず、
影響を受けた電気料金も、この四月から「さらに」値上げ予定です。

日本は、公共利用のエネルギー系が、地域毎の一社独占なので、
ひとたび何かあると、怖いところがありますね。
競争がない民間企業が、事故後もそれについて対応するのですから、
その企業にとって-にしかならず、遅々として処理が進みません。
今までアジアの他国より様々な事が上だ、と日本を上に思い込んで
いた自分が恥ずかしくなりました。

一方、もうすぐ原発事故から三年が経ち、セシウムが半減して
汚染図が変わり、お蔭でわが家の行動範囲は少~し広がります。
一番汚染の少ない地域なら、2014年12月以降はちょっとだけ
立ち寄る位は大丈夫かな?・・・という感じを持っています。
それでも減るだけで、汚染がなくなるわけではないですから、
南東北・北関東の大部分で除染が行われなかった現実を考えると、
浅汚染地域へのお出掛けは、短時間の立ち寄りが可能になるだけです。
南関東地方に今後も暫くは住む予定なので、旧汚染地帯の宿泊は勿論、
長時間の立ち寄り・食事等での、外部・内部被ばくは避けたいです。

ただでさえ私は、被爆に関して不安が強い身の上です。
2011年の9月に、私の父は急性白血病で亡くなりました。
その年の3月初めまで元気だった父が、何故か急に体調を崩し、
半年もしないうちに亡くなったわけですが、それは異例の早さでした。
基本的に癌という病気は、年齢が若い程進行も早いものですが、
当時82歳の父の病の進行の速さには、担当医も首を傾げるばかりでした。
私の両親は広島出身で、実は父は、若い頃に(極僅かですが)被爆してます。
父は、取ろうと思えば軽度の被爆手帳が取れた身の上だったかもしれません。
でも、人間とは得てしてこういうもので、自分の身体に変化がなければ、
大丈夫だろう・・・とその場を流してしまいます。
ましてや60年以上も昔の話ですから、きちんとした知識もありません。
実際、父は60年以上も何事もなく元気に生きてきたわけで、
日本の男性の平均年齢も超えて、80歳の誕生日を元気に迎えました。
そんな元気な父のあっという間の他界には、言葉もありませんでした。
その血を受け継ぎ、女性である私は、用心するに越したことはありません。
ソ連・チェルノブイリ事故での、リクビダートルの子孫の例を見るように、
(父の場合は僅かな被爆ですが)遺伝は否定できませんし、
女性は男性に比べて放射能の影響を受けやすいという数字が出ています。
目の前で父がなくなっていく姿を見た私は、十分に気を付けたいと思います。

なぜこのようなことを書いたかというと、事故から今までは影響がなくても、
将来影響が出る可能性があるのだ、という事を記しておきたかったからです。
父の様に、自分は大丈夫!と思い込まずに、今後も注意したいと思います。
事故当時に少しでも汚染を受けたと思われる地域の方は、将来再び原発事故が
起きた際は、このことを頭に置いて、十分に注意した方が良いと思います。

物事に関する考え方や感覚も、この地震を機に変わりました。
それまでは、来年もあるのが普通、だと思っていたのですが、
ひとたび大地震や原発事故があれば、暫く何も出来なくなるかも知れないので、
早めに、でもじっくり考えて行動するようになりました。

また、新聞も読まなくなりましたね~。
それまで新聞という物は、大事なニュースを伝えると思っていましたが、
実は、自分にとって大事なことではない気がしてきました。
テレビのニュースもそうですが、まずスポンサーありきなので、
こと、原発事故については欲しい情報がさっぱりわからず、
結局、最終的にはネットサーチで調べる羽目になる事ばかりでした。
この原発事故以来、知りたい情報はネットから・・・が身に付きました。

電気も、出来るだけ使いたくないですね。
冷暖房の設定温度が、大地震から後は大~きく変わりました。
パソコンを使う頻度も減りましたし、ブログ更新頻度も減りました。
特に書きたいことがない日は、さっさとブログもお休みにしています。
ブログ更新時間や閲覧も、電力ピーク時間を避けてやってます。
家に一日いる日は、昼間のうちにお風呂に入ってしまいます。
関西在住の方は、神戸の震災を機にオール電化にした方も多いでしょうが、
あれも、結果的にはまずかったですね~。
これから、電力値上げで困ることになると思います。
福島の事故以降、どの地域でも、もう原発稼働に寛容な所はないでしょう。

大震災当時8歳だった万里は、今だに長時間飼い主と離れるのが苦手です。
それまでは完全な独立犬で、長時間の留守番も平気の平左だったのが、
ちょうどシニアになった頃にこの地震が起き、それが引き金となって、
色々な意味で、不安感を持つようになってしまったのでしょうね。
遠方サロンでのシャンプーも出来なくなり、長時間の留守番をさせると、
部屋の中に物があれこれと転がるようになりました。
地震があると、真っ先に震えながら私の所に逃げてくるのも万里です。

自然(地震)と人工(原発事故)の災害が、ほぼ同時に来た東日本大震災。
三年を経た今も、被災地は勿論、東日本全域に大きな爪痕を残しています。

改めて、この大地震で亡くなられた方達のご冥福をお祈りすると共に、
なかなか進まない被災地の復興が、少しでも前に進んでいき、
福島第一原子力発電所の原発が、停止<状態>ではなく、
一日も早く、きちんと停止するように…と願っています。

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コメント
この記事へのコメント
あれから3年経っても地震の恐怖は忘れられないですね
復興に向け少しずつでも良いので前進していく事を祈ります
2014/03/11(火) 15:26:33 | URL | かずかる #-[ 編集]
月日が経つのはあっという間なのに、遅々として進まぬ復興に
世界中から頂いた義援金は一体どうなってしまったのだろうと思います。
お金でカタがつく問題ばかりではないでしょうけれど、
お金で解決できる問題は多いはず。
必要なところに必要なものが届くことがなぜできないのでしょう。。。

心の痛みを共有することは難しいかもしれませんが、
悲しみに寄り添い、思いを寄せることを
私なりに続けていきたいと思っています。
改めて、亡くなられた方たちのご冥福をお祈りいたします。

2014/03/11(火) 16:23:33 | URL | サプリメント管理士 #hxjklqKc[ 編集]
3年たっても、被災地の現状を見ると本当にもどかしいです。
もっと迅速に動けないものかと思いますね。

原発は何十年かかるかわかりませんね。
3年たっても汚染水は流れ続けているんですから・・
あの膨大な汚染水はどうやって処理するんでしょう?

被災地の復興そして被災者が安心して暮らせる環境を一日も早く進めてほしいと願います。

また、お亡くなりになられた方たちのご冥福をお祈り申し上げます。
2014/03/11(火) 17:12:42 | URL | COCOマミー #-[ 編集]
なんだか3年って、早いですよね。
震災の復興って、3年もあればあらかた形になっているものと思っていました。
現実は違いすぎていて、何て言ったらいいのか…
複雑な気持ちです。
2014/03/11(火) 21:40:20 | URL | いくこ #-[ 編集]
3年前のあの日、電気が復旧して
初めてTVで目にした恐ろしいばかりの映像
忘れられません・・・でも
既に普段時間を取り戻している私
いまだにそれ以前の生活に戻る事が
出来てない方が多い現実
私たちがどんなに寄り添っても
温度差は月日の経過と共に
増すばかりのような気持ちになります
改めて、一個人の力のなさを痛感
行政は、大きな処だけではなく
小さなことろへも目配りして欲しいものです
2014/03/12(水) 09:38:26 | URL | ヘムmama #-[ 編集]
大震災の記事へのコメント、有難うございます。

過ぎてしまえば、あっという間の3年でした。
あの当時の事を思い出すと、
恐怖と不安が蘇って来るようですね。
一日も早い、被災地の復旧・復興と
原発事故の真の終焉を願うばかりです。

あまりにも大きな損失故に、三年を経た今も
大きな所もしっかり片付いていない気がします。
又、地震の後処理と同時に、原発事故の後処理にも
あれこれ気を配らなければならないわけですから、
行政は二重に大変だと思いますよ~。
今だに時々、東電の汚水処理対応が??な部分が
ニュースで流れてきています。
地震の後処理だけなら、もっと復興は早いと思います。
早く地震と原発事故の大きなところの対応に目途が付き、
他の小さな所に目配りが出来る状態となりますように。
2014/03/12(水) 12:07:13 | URL | 万里ママ #EBUSheBA[ 編集]
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